2017年05月12日

どうしょうもねぇ奴

この世にはどうしょうもねぇ奴がいる。
まったく理解できないし、何をしたいのかもわからない。
冷静に考えれば、ちょっと気持ち悪い。
そういう奴だ。

生きていれば。
普通に生活をしていれば、必ず、どこかで会ってしまう。
なんとなく、そこにいる。
会えば、まぁ、そこまでひどく思うこともないけれど。
根本的にはとても理解不能だ。

少しだけ冷静に。
少しだけ真面目に。
考えれば、そういうことになるだろう。

昔は、事件なんかが起きれば「自称俳優」なんて書かれていたけれど。
今じゃ、大手新聞社ですら「劇団員殺人事件」なんて見出しにしたりする。
劇団員なんてのは、要するに、まともに働く気もなくて、社会から見れば大人になり切れない連中。
それでも、十代、20代なら、まだわからなくもないけれど。
30代を過ぎても、未だに、売れるわけでもなく、貧乏しながら芝居を続けてるなんて正気の沙汰じゃない。
確実に社会の摂理からは一歩外れてしまっている。

それが夢なのだとしたら、どこに行きたいんだよ?

どうしょうもねぇ奴らだ。
いつまで経っても。どこまで行っても。
毎日BLOGを書くと約束したからって1年半も毎日書くなんて、その時点で、おかしい。
いや・・・同じような世界にいるのに、映像のスタッフだって、ちょっと呆れていた。
自分たちでロケ地を探し、セットを組み上げて、衣装も小道具の段取りも組んである。
やると言ったら本当になんだってやる。
そういうやつが、いる。やつらが、いる。
映画の世界だって、当然、社会のルールで、資本の中で生まれているのに。
こいつらは、そういうところから外れている。

どうしょうもないねぇ。
社会から見れば、なんの役にも立っていない。
楽しいからやってるの?
自分がこうなりたいって言ってやってるの?
何が面白くて、そんなにストレスを自分から抱え込んでいるの?

その通り。まったくその通りだ。
そのぐらいのことは、もうとっくに理解している。
いつまでやってるんだよ?なんて、逆にもう誰からも言われなくなってきた。
何を言ったって、やめる気なんかサラサラないのを見透かされてきた。

カンヌ映画祭まで1週間を切った。
世界中の名作が溢れかえる、世界一の映画の祭典だ。
映画祭出展作品だけではなく、マーケットも同時開催されて、全部で1000を超える作品が上映されるという。
その作品群の中に、そんなどうしょうもない奴らが考えて、実行して、撮影された映画が紛れ込んでいる。
なんてことだ。

どうしょうもない奴が。
しょうもない妄想を描いて。
とんでもない状況をひっくり返して。
とてつもないことを起こそうとしてる。
信じられない奇跡を、今も思い描いている。
得体のしれない連中が、やらかしてやがる。

「劇団員が映画を創った!?」
こんなのは、プロモーションではなんの魅力にもならないだろう。
本人たちは思い入れがあるから、このすごさを・・・なんて思うかもしれないけれど。
世間一般から見たら、そもそも、劇団員という存在が、理解不能な連中なのだから。
「どうしょうもない連中が、快作を創った」って書いて、ようやく通用するぐらいのことだ。

意外に、冷静に自分のことを観ているつもりだ。
社会全体の平均的な視線ぐらいまで、俯瞰するようにもしている。
そして、それを理解したうえで、あえて、自分を保てるかどうかだ。
自分からの視点だけで生きていたら、次元が同じになっちまう。

今、どうしょうもない奴が、世界を目指しているぞ。
海の向こうを睨んでいるぞ。

どうだ?
どうしょうもない俺の背中は。
見ろ!俺の背中を。
どうしょうもない奴らの中においても、更に、誰よりもどうしょうもないだろう?

この世にはどうしょうもねぇ奴がいる。
まったく理解できないし、何をしたいのかもわからない。
冷静に考えれば、ちょっと気持ち悪い。
そういう奴だ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:12| Comment(0) | プロモーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする