2017年04月27日

映像と音声を合わせた日

ずっと我慢していたM.A.済の音声データを映像に重ねる。
実際に映画になる映像と音声が重なった。
そして、それを最初においらが観ている。
必要作業を昨日までに終わらせると決めていたからできたことだ。

タイムコードをいじることは出来ないから、前半後半の少しだけ感じるずれを調整していく。
音声と映像は完全にタイムコードで繋がっている。
いわゆるポン出しのタイミングと、MAの時に出たラストの細かい調整。
エンドロールはほぼほぼ完成しているから、とりあえず仮で配置していく。
エンドロールの字をあと一回り小さくしようかな。
多分、その方が、実際には読みやすくなると思う。

前半から、つまみながら、映像をチェックしていく。
どこかで、実はずれていたなんてことがあったら洒落にならない。
たった1コマでも、ずれているわけにはいかないのだ。

編集で苦労したシーン、撮影時にトラブルがあったシーン。
カラコレで問題になったシーン、整音で頭を抱えたシーン。
ツマミながら観ているのに、どうしてもそういうシーンを飛ばすことは出来ない。
どのシーンも愛おしいし、どのシーンも見ごたえがある。
まだ編集途中での提出だったとはいえ、カンヌのディレクターってのはセンスがないなぁなんて言ってみる。
おいらの思い入れが強いから、ここまで面白いと感じるのだろうか?
決してそうは思えない。
2017年に公開されるどの映画にも引けを取らない作品になっているはずだ。
まぁ、そもそも、映画なんて比較できるようなものでもないのだけれど。

間違いなく完成の足音を感じながら、細かいタイミングの調整を終えた。
明日、エンドロールを再度清書して、エンドロールのタイミングの調整をする。
その状況で、一度、書き出してみようと思っている。
終末ギリギリまで作業をしようと心に決めているけれど。
何度も触っていれば、細かく調整するところが出てくるかもしれないからだ。

ようやくここまで来た。
ようやく関係者の皆様に観てもらう日がそこに来た。
ここを越えて、完パケに進み、そこからが本当の勝負になる。
むしろ、今までが全て、準備だったのだ。
なんて、壮大な準備だろう?
考えてみれば舞台だって、脚本が出来て、稽古をして、舞台に上がる日が本番なのだ。
映画だって、公開されるその日が、本番なのは当たり前なのに。
必死になって走ってきたから、そんなことにも気付かずにいた。

舞台のチケットが発売開始された。
初日、ちょっとしたトラブルがあったけれど、それ以外は順調な滑り出し。
これで、安心して、まずは、打ち上げまでの作業にのめりこめる。

久しぶりにお会いするスタッフさんもいる。
あの濃密な日々。毎日顔を合わせていたスタッフさんもいる。
どんな映画になっているのか全体像まではきっとわからなかったと思う。
そのぐらい、中身の濃い、タイトなスケジュールだったのだから。
順撮りではなかったし、編集でシーンの入れ替えもあるし。
恐らくは、どんな作品になっているかなんて、想像もできないだろうなぁ。

あの期間を。あの撮影現場を。
知っている人が観れば、きっと、驚くと思う。
あの日を思い出しながら、そう繋がっていくんだと。
そして、それが、こんな風に物語になっていることを。

共に歩んでくださっている皆様はきっともどかしいと思う。
まだ映画を観ることが出来るのは先なのに。
完成が近いのだから。
きっと、皆様にお披露目する完成披露試写会になって、初めて、この映画は完成するのだ。
早く観ていただきたいけれど、順を追って、一歩ずつ、その日に近づいていこう。

今日はここまで。
明日はそこまで。
一歩ずつ、進もう。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:34| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月26日

蘇る一週間

自分で決めた〆切スケジュールでなんとか一つ仕事を終える。
GWが控えているから印刷物の入稿スケジュールはタイトになってしまう。
本来ならDMはがきと同時にと思っていたけれど、どうしても遅れてしまったのはそのためでもある。
とは言え、なんとか、自分で決めたスケジュール内には収まった。
これで、週末の打ち上げを兼ねた初号試写への作業に移行できる。

映像、音声は揃っている。
あとは、エンドロール周りのテロップの整理などだ。
打ち上げ会場にはスクリーンがあって、プロジェクターがある。
Blu-rayで出すか、PCから直で出すかは、作業工程次第だけれど。
流石に、そういう会場にはDCP再生させるような機械はない。
可能なら、DCPでの試写室での試写も考えていかないとだ。
けれど、それは、まずこの打ち上げを過ぎてからなのだと思う。

カラーコレクションの時に、撮影監督の吉沢さんからも、打ち上げをしようと言われたままだった。
監督も他の現場で会った時に、話をしていて、早めに現場スタッフを呼んだ打ち上げを設定しなさいと言われていた。
そこで、皆で、映像を観れたらいいよねとも、言われていて、MAなどの作業が見えないとスケジュール立て出来ずにいた。
打ち上げを越えて、そこで意見が出たらその意見も組み上げて。
そこからは、完パケに向けて、監督とプロデューサーとの作業になっていくと思っている。
ある意味で、今度の初号試写は、初号試写というよりもパーティーに近い。
こんな映画になりましたよ!という試写だ。

編集をしたおいらや監督でさえ、スクリーンで観たのはまだ1度しかない。
映像を通して観た人は、カラコレや字幕、MAに関わったスタッフだけだ。
役者たちも、アフレコ時に観た映像以外は観ていない。
その時はまだ、色調整も音調整も出来ていなかった。
皆がどんなふうに感じるのか、今から、楽しみでもある。

大体、自分の出番が気になったり、自分の仕事が気になったりする試写になると聞いた。
作品を楽しむというよりも、自分の仕事を確認するという人が多くなるのだそうだ。
まぁ、当然のことだと思う。
中には、自分の芝居を、ほとんど見ていない役者の方が多いのだから。
当然、普通にお客様として観ることなんかできるわけがない。
スタッフさんだって、絵が気になり、照明が気になり、音が気になり、と別に意識が向かう。
そういう中にいなくてはいけない気分って、一体、どんな気分になるだろう?
おいらなんかよりも、きっと、監督は、もっと不思議な気分だと思う。
監督が、どんなふうにこの作品を構築したのか知っているのは、おいらだけなのだ。
なぜ、ここがこのアングルなのか。ここはテンポを大事にしたシーンだとか。
そういうことは、誰にもわからないだろうし、各々が、ポイントを確認していくのだから。
不思議な気分できっと、観てしまうなあ。

そういう試写でも、もし、作品を楽しめる人がいたら、素敵だなぁと思う。
当日、笑い声や、泣き声が聞こえてくることなんかあるのだろうか。
そんなことを想像しても仕方がないのだけれど、ついつい想像してしまう。

メインは観終わった後の呑みなのかもしれない。
そこで出てくる言葉たちが、この映画を表しているのかもしれない。

とにかく、そういうスタッフさんや役者たちが一堂に会する場を越えて。
そこから、完パケへの道が始まるんだと、おいらは思っている。
試写はゴールじゃない。
そこから、本当の完成を目指して、プロモーションが始まるんだと思っている。

今のまま、公開に向けて歩き始めたら。
一体、どれだけの映画館で公開できるのだろうか?
完パケへの道は、つまり、出来上がっていく作品をどうやって世に広めていくかという部分に入るのだ。

ただその前に。
まず、あの濃密な数日間を、全員の思いを。
もう一度、蘇らせる。
そういう意味のある日なのだと思っている。

そこから生まれる映画は、良い映画だよ。
そういう思いから生まれるんだから。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:48| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月25日

舞台のチケット発売へ

いつものことだけれど、このチケット発売日前後がとてつもなく忙しくなる。
DMの準備、宣伝材料の準備、予算の組み立て、各スタッフ様の確保、その他諸々。
より公演に向かって稽古が円滑に進むように、キャスティングや美術のプラン立て。
ディティールまで行かなくても、大きな枠での目標などもどんどん作っていく。
あとで、あれどうするんだよ!にならないようにするだけでも、大変なことなのだ。

それが、打ち上げを兼ねた試写の直前なのだから、作業が重なる。
どうなっちゃうんだろう?なんて思いつつも。
色々、滞っている作業もありつつ、同時進行していくしかない。
チケット発売日も、なんとか、いつもと同じ時期に出来たという感覚だけれど。

チケット発売日前には必ず応援してくださっているお客様にDMを送るようにしている。
実は、演劇界でもDMについては、もうどんどんなくなっていっている文化だ。
SNS全盛の今、ましてや、PC時代と違ってスマフォ時代。
情報を郵便で受け取るという事が果たして、本当の意味でのお知らせになるのか?という部分だ。
実際、今の若い劇団はDM送付などはしていない劇団も多い。
SNSを駆使して・・・Facebookページや、Twitterだけではなく、Youtube、BLOG、LINEなどなど。
今の時代に則した形での、公演告知が殆どになっている。
今や、WEBでの告知すらしないということも、観るようになってきた。
WEBの情報なんて、プレイガイドでも開示されているから、それをシェアしたほうが早いのだ。
もちろん、その為には、劇団に所属する全員のネットリテラシーの向上が必須なのだけれど。

チケット発売日に間に合わなかったのはチラシだ。
これは、本当に面目ないけれど、そもそもどう考えても時間的に厳しかった。
映画がなくても、たぶん、厳しいぐらいの時期に情報が確定していった。
だから、もう逆にじっくり作成する方向に切り替えつつある。
公演の詳細な情報と、映画製作のニュースを同時掲載する。
下北沢を中心とした各劇場などで配布されるチラシなのだから、なるべく多くの情報を掲載する。
実際、これは大きなメリットがあると思っている。

小劇場が、主宰が脚本監督、そして劇団員が出演という形で、映画製作したなんて後にも先にもない。
おいらの記憶が正しければ、史上初の試みだ。
実は、小劇場作品を映画にするというのは数年前から頻繁になっている。
今度のカンヌ映画祭のある視点部門にエントリーされた「散歩する侵略者」だって、元は小劇場作品なのだ。
カンヌ常連の黒澤清監督が、著名な俳優をキャスティングして映画化している。
少しずつだけれど、世間様がどうやら小劇場と呼ばれる世界に、すごい作品があるらしいと気づきつつある。
大人気になったドラマ「カルテット」の表現技法も、小劇場界ではもう20年も前にやられていた技法だ。
これを、テレビでやると新しいなんて言われるんだねぇなんて、後輩と話したりする。
でも、そのぐらいのタイムラグが実際にあるんだなぁと思う。
もし、この「Seven Girls」という企画がなんらかの足跡を残せたら。
もっとずっとずっとダイレクトに、小劇場作品が世に出る機会を多く持つことになるだろうと思う。
様々な困難な壁があるとしてもだ。
そういう挑戦している劇団なのですよとチラシに掲載するのは、とても良いことだと思う。
それは、劇団の姿勢を見せることになるから。

そして、同時に、映画にとってもメリットになる。
劇団が映画を創ったらしいという話が、劇場周りで少しずつ広がればいい。
その中から何人かが、いずれ映画館に足を運んでくれるのかもしれない。
そして、そこでこの映画を知った人が、映画について話す場所は、やはり小劇場近辺になる。
映画という世界ではニッチな部分かもしれないけれど。
そういう場所で噂になったり、口コミに上がることは、間違いなくプラスのことだからだ。

同時進行になるのは、そういう意味で必然なのだ。
表裏一体。
実は、同じことをしているのかもしれない。

未来をみて、進む。

それだけだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:55| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする