自分に近しい人で支援いただいた方から、呑みの誘いがあった。
元々はMA周りで、時間を空けていた日だったけれどキャンセルになったから出かける。
もちろん、他の話もたくさん出たけれど、映画の話も色々と聞かれる。
楽しみにしてくださっているんだなぁと、実感する。
もう絵は出来ているし、音が出来れば、合わせていくだけだ。
だから、披露試写会を早めにしようと思えば不可能ではない。
けれど、それはやっぱり、まだ先の話になるだろう。
海外プロモーションから、国内上映について検討して、それからになるんじゃないだろうか?
聞かれたことには、もちろん、色々答えながらも。
まだあまり多くのことを口に出来ないもどかしさを感じる。
もちろん、その辺のことまで汲んで聞いていてくださったけれど。
改めて、この映画が誰のために、何のために進むのかを再確認する。
もちろん自分のためでもあるし、仲間のためでもあるし、監督のためでも、劇団のためでもある。
でもその向こうには、もっともっと、ずっとたくさんの人の思いがある。
映画に携わってくださった関係者の皆様や、支援してくださった方、家族、元劇団員、友人に至るまで。
帰宅して、PCを開こうと思っていたのに、どうしても、瞼が重い。
BLOG書かないとなぁとか、テロップの修正しなくちゃなぁという思いがあるのに。
座ることも出来ない。
別に、それほど、たくさん呑んだというつもりもないのだけれど。
長い電車で、一度寝てしまったのが良くなかったのかもしれない。
起きてから、少しして、BLOGを書いていないことに気づく。
なんというか、呑んでよかったなぁと今になって思う。
何かが足りないとすれば、そういうことなのだったかもしれない。
まだ自分が、芝居を始めたばかりのガキの頃は毎日のように飲んでいたと思う。
バンドをやっていた時も、結局、ことあるごとに酒を飲んだ。
それ以降は、結局、劇団員としかあまり呑んでいなかったように思う。
それが、ここのところ、撮影監督と飲んだり、立て続けに機会があって。
自分や身内以外の、素面ではない話が耳に入るというのは、刺激になった。
この映画に大きな期待をしてくださっている。
この映画を楽しみにしてくださっている。
仲間も、それ以外の人たちも。
ただ当たり前だけれど。
今、この映画に大きな自信を持っているのはおいらだけだ。
見たこともない映画に期待は持てても、自身なんか誰も持てないのは当然だけど。
皆、どこかで、期待の裏側に小さな不安も持っている。
どんな映画になっているのだろう?そう思いながら。
すごい映画になっているよ。
心でそう答えながら。
様々な視線を意識する。
そうやって、また、少しずつ作業を進めよう。