2017年01月22日

Rough

朝から稽古。
モバイルスタジオは家に置いたまま。
一日中、月末の舞台に向けての稽古だ。

監督も稽古場のそばまで来たけれど、台本を更に書きたいとのことで監督なしで演出確認などなど。
やはり待ち時間も多かったのでPC作業を並行しても良かったかもと少しだけ後悔するも。
今日はこれで良かったと思う。
そのまま、監督も合流して、後半の演出へとなだれ込んだ。

帰り道、出会う信号、乗る電車、全てタイミングが良い。
思っていたよりも早く帰宅して、軽食をとったころに、音楽監督からデータが来た。
メールを数往復して、先日のRECをしたKORNさんからも、歌入りのデータのラフミックスを頂く。
まだラフミックスだから、バランスを整えた音源というところだろうか。
トラックダウンまでに、音楽がものすごく変わっていくというのを何度も見てきた。
だから、これがラフだと伝えられれば、そのつもりで聞く。
例えラフでも、それまでのオケとは、まったく違う感触になる。

音楽監督の新しいデータと、RECデータを貼り付ける。
指定されたタイミングのタイムコードに移動して、頂いた音源の貼り付け。
今まで、デモを置いてあった箇所に同期して、歌入りのデータと交換していく。
貼り付けた個所は全て、音楽の尺の前後から観て確認をしておく。

現在、ミュージックフォルダには53曲。
それ以外にラフミックスが2つと、デモ音源の3曲。
書き出す前にシーケンサーの表示を確認する。
12トラックにびっしりとストレオ音声が並んでいる。
もう1トラックにも、いくつか音楽が置いてある。

書き出しの設定をして、H.264で書き出しておく。
少しでも、明日の作業を軽くしておく。
日が変わればいよいよ、監督のPCにこのデータを渡すということになる。
監督が、音楽を耳にする。
その日が来た。
どんなふうに思うかなぁ。
想像したところでわかるわけがないのだけれど。

監督が、このデータを確認したら、一度、Pに送るデータでもある。
どこかのタイミングで、一度、送らなくてはいけない。
音楽が付いて、もう数か所、編集してからになる可能性もあるけれど。
月末の舞台を思えば、舞台が終わるまでの間に、観ておいていただくのがベターだろう。
いずれにせよ、監督がこの映像を観て、GOになったと同時に送ることになる。

ラフミックスの音源のパンパンたちの歌が頭の中に流れ始める。
この曲が、この作品の中心にいつも流れている。
歌った本人たちも、聞きたいだろうけれど。
これは、まだラフだから、聞かせるわけにもいかない。
そんな音源も今や、映像と同期されている。

こんなに編集したけれど。
まだラフなのか。

映像が映画になっていくその過程。
今、その真っただ中だ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 04:25| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする