2017年01月15日

AfterEfects

起きてから、まず、音楽監督に送信した映像をもう一度観ておく。
通して観てみないとわからないことがあるかもしれないからだ。
ブロックノイズなど特に出ていなかった。
確認するにも、数時間かかるのだから大変だ。

そのまま、AfterEfectsのチュートリアルVをネットでいくつも観る。
わかること、わからないこと、やまほどある。
とにかく、このアプリケーションで出来ることは範囲が多すぎる。
ありとあらゆるエフェクトがデフォルトで十分に用意されている。
いわゆる動画のPhotoshopだ。
例えば、女優の顔を加工することだってできるのだ。
まぁ、そんなことは、あまりやるつもりはないけれど。
自分の顔だけ、少し、ハンサムにしちゃおうかとか、思ったりするけど。
まぁ、なるわけもなし。
そういえば、抑えのBカメに映り込んでいたマイクを消したりは、簡単にできた。

ある程度チュートリアルを観て、見切りをつけてから、タイトルの製作に入る。
慣れている人に頼めるなら頼んだ方が早いだろう。
それでも、音楽が付いて、プロデューサーに渡す段階で、監督のイメージに近いタイトルを配置しておきたい。
だから、なんとなくなイメージは確認済みで、その上で製作に入る。

とにかく、これは、いわゆるコンピューターグラフィックスだから、時間がかかる。
いちいち、レンダリングする。
3Dに比べればまだ早いのかもしれないけれど。
いや、微妙に3D的な部分もあるのか・・・。
CGなんて、ガキの頃は夢のまた夢だったなぁ。
グラボがウンウンとうなりをあげて回っているのがわかる。
頑張れCUDA。

役者だからね。
アナログな演技に、CGが勝てるわけがないと思っているけれど。
CGにしかできないことがあるのもまた事実。

シナリオ起こしを頼んだ広田さんからLINEが飛んでくる。
映像の確認をして、思わず勢いでLINEを送ってきたような勢いのある文章。
なんだったら、途中で送信しちゃったりもしている。
考えてみれば、10月の撮影から、ほとんど映像を目にしていないのだ。
記憶にある撮影風景と、皆の芝居がどのように映画になっているかもわからないまま。
音楽も、アフレコも、色調整もしていないとはいえ、すでに映画の体裁になっている映像を観たのだ。
嬉しい感想も、あって、ほっこりする。
面倒な作業をお願いしてしまって申し訳ないし、完成品まで楽しみにしていたのならもっと申し訳ないなぁと思う。
けれど、このディレクターズカット版を観れるのは、数人しかいないから、勘弁してくださいな。
おかげさまで、おいらはおいらで別作業に集中できる。
明日の稽古でも、少し話を聞こうかな。

作業に集中し始めると、何も周りが見えない。
そのぐらい、AfterEfectsは奥が深すぎる。
こんなアプリケーション、極めようとは思わない。
極めてしまったら、もう、それは、エンジニアだ。
でも、出来ることを自分で知っていくのは大きな大きなプラスだ。
そういえば、おいらは音楽のレコーディングの時も、最低限の知識だけは叩き込んだ記憶がある。
マスターする必要はないけれど、知っていることは大きな力になることを知っているのだ。

仮編集版をまとめて。
そこからがきっと、勝負だな。
でも、昨日までの編集集中状態からは少し脱した感じがある。
ここから、更に、作品に対する確信を得るようなクリエイトが出来ればいいなぁ。

まだ、映画セブンガールズ(未完成)は、世界でたった4人しか観ていない。

大寒波の中、外の空気を吸いに出た。
肌に差すような空気。
悪くない。
さあ。
明日に向けて眠ろう。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 05:21| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする