朝起きると、ディレクターズカット版のセブンガールズの書き出しが終わっていた。
ZIPに圧縮して、クラウドサービスにアップロード。
アップロードが終わった頃にスマホ経由で、音楽監督に送る。
若干だけど、嫌な予感がした。
そういえば、音声ファイルのデータをダウンロードした時に大容量のZIPの解凍に手間取った。
コーデックが入ってないと、回答できない場合があるのをついこないだ自分で体験したばかりだった。
思い立って、すぐに、開けないようでしたら連絡くださいと伝える。
午後になって、やはりエラーが出ていることがわかる。
やれやれだ。
まぁ、実は動画や音楽は、既に圧縮されていることがほとんどで、圧縮率はそれほど上がらない。
5GBの映像が4GBになることなんか、殆どありえない。
動画はコマ数分の画像データだから、基本的にデータが大きくなる。
レアデータでは扱いづらいから、通常の映像データはすでに様々な方法で圧縮されているのだ。
画像データですら、JPEGを圧縮しても、たいして減らないというのを失念していた。
だったら、最初から圧縮なんかしなければよかった。
帰宅してすぐに、元データのまま、クラウドサービスにアップロード。
アップロードが完了したと同時に送る。
ただ、前回、監督にここ経由で渡したときに、直接、クラウドからストリーミング再生したのを思い出した。
元データのままでそのままクリックすると、ストリーミングで再生を開始してしまう。
そうすると、ストリーミング用のサイズではないデータは、よほど早いWifi環境じゃないと、カクカクで再生される。
忘れないように、直接クリックではなく、ダウンロード後の再生をお願いする旨を記載した。
けれど、日々、様々な音楽の仕事の依頼を受けているだけあって、すぐに理解。
無事再生できたとのご報告もあった。一安心。
映像から、シナリオの再編集をお願いしている広田さんにも、送っておく。
両名とも、映像の全編を観るのは、恐らく、起きてからだろう。
なんというか、妙にソワソワする。
いずれたくさんの人の前で公開しようと思っているのに。
監督にも映像を送ろうか悩んだけれど、とりあえず、最新のものは日曜に渡すことにする。
ダウンロードしても、どこに保存されるかとか、わからないままかもしれない。
それだったら、日曜に直接、デスクトップに置くまでやったほうが、確実だし、タイムコードでの指示がずれることもないだろう。
大寒波が近づいてきている。
零下36度の空気の塊が、北方からものすごいスピードで南下してきた。
すでに、日本海側の多くは、吹雪に見舞われている。
信じられないような雪量だと報道されている。
南関東までは雪が来ないと、どこも報道しているけれど。
去年、そんなことを言っていて、関東でも雪が降った日があったことを思い出した。
毎年センター試験と雪がかぶっている気がするのは気のせいか。
まぁ、センター試験なんか、受ける気すらなかったおいらが言うのもなんだけれど。
ゆっくり勉強しすぎてこんな時間になった。
チュートリアルを観るだけで、膨大な時間がかかるなぁ・・・。
やれることがどんどん増えていく。それは悪いことじゃないけれど。
ドキドキするのを隠すように。
寒波の下で、学んでおこう。
音が付き、シナリオが出来る。
そんな変化を待つ日がやってきたのだ。
このドキドキは結局、公開されるまでお付き合いするんだろうな。