2016年12月21日

鬼は笑えども

年の瀬も迫る中、1月舞台のチケットが発売開始になった。
幸い、順調に伸びているようで、ほっとする。
いつもとは違うスケジュールだから、チケットの動きがまったくわからなかったけれど。
久々に皆様の前に立てる、逢えるという思いが、どこかでつながったような気がして胸をなでおろす。

街はクリスマス一色。
いつの頃からか、イルミネーションがあふれる国になった。
いつもの生活空間も、例えばコンビニエンスストアさえも、クリスマスカラー。
子供の頃はあんなに楽しみだったのに。
いつからだろう?どこか第三者のような感覚で、街を眺めてしまうのは。

去年のクリスマス。12月25日の0時に、この映画企画の第一歩が踏み出した。
クラウドファンディングという挑戦を開始した。
あの時はまだまだ、懐疑的なメンバーも多かった。
たった一年で、今は、もう編集を待っているのだから、すごい変わり方だと思う。

毎年、この時期になると、自分なりに一年を総括して、来年はこうなろうと自分の目標を持つようにしている。
それはもちろん、達成されることもあるし、達成されないこともあるけれど。
自分の中で、こうしたいと気持ちを固めることは、いつもしている。
正月なんて365分の1日でしかないけれど、区切りだと思えば意味もでる。

2016年は、自分の中で大きな大きな一年だった。
まだ、映画は完成していないし、社会的な意味での結果なんて何もできていないけれど。
だとしても、今年は自分の中での大きなターニングポイントになるだろうと思う。
自分のこれからの人生を考えても、今年一年走り抜けたことは、どれだけ大きな力になるだろう。
出来ないと思えたことを次々に覆して、やるに変えていった。
着実に、おいらは自分の足で歩いたという実感がある。

でも、100点満点なのかと聞かれたら、まったくそんなことはない。
むしろ、赤点かもしれない。
たくさん失敗したし、自分のダメな部分も改めて感じたことが何度もあった。
そのたびに、自分が嫌になったりもした。

年が明けて。
2017年は、少し、楽になろうと思っている。
別に楽になるというのは、去年のように走り抜けないということではない。
おいらは、今年、2016年、たくさんのたくさんのものを背負っていたと思う。
その荷物を、降ろそうと思っているのだ。
荷物を降ろして、同じように走り抜けようと思っている。

母親に、いつも言われる。
あんたは人に気を使いすぎだと。
なんで、いつもあんたばっかり、色々やってんだと。
おいらが、怒る時は、大抵、誰かの迷惑になるようなことをしているのを見た時だ。
自分に迷惑が掛かっても、めんどくせえなぁって言って、大抵のことは飲み込む。
でも、自分以外のものや、誰かの思いを無下にするようなことにはどうしても我慢が出来ない。
そういう自分の持っている資質が、今年の原動力になったのだと思う。
支援してくださった皆様のため、仲間が未来を見て進めるように、作品をもっと色々な人に知ってもらうように。
そうやって、人のことを考えていたからこそ、頑張ることが出来た。

悪い癖なんだ。
皆の期待している以上の小野寺さんになろうとしてしまう。
小野寺さんならなんとかしてくれると思われたら、そのなんとか以上を目指す。
常に、誰かの期待に応えなければいけないという強迫観念に追いかけられている。

でも、来年は。
ちょっとわがままだけど、自分のためだけに走ろうと思っている。
当然、自分のためにと思ったとたんに、馬力がガクンと落ちるのだろうなぁと思う。
自分のためだったら、怠けたくなってしまうのがおいらなのだ。
でも、それではいけないなぁと、じんわりと思ってきた。
自分のためだけに今年のように頑張れたら。
そう思ったら、少し震えるような思いになった。
好きなように暴れないといけない。
今、この企画を通して、来年、そんな自分にならないと後悔してしまうような気がする。
そう感じた。

自分優先。

中々達成できないと思うけれど。
1月公演が終わった頃から徐々にシフトしていきたいなぁって思っている。
皆の目指していることのために、自分の全ての力をつぎ込んだ。
だからこそ、今度は自分がやりたいことのために、自分の全てをつぎ込みたい。
この年になって、オレガ!オレガ!をもう一度取り戻すなんて出来るのかなぁ。
わからないけれどさ。
ギラギラとしたい。

もちろん、ちゃんと自覚したうえでだ。
無自覚に、自分のことしかやらないような奴になるわけじゃない。
自覚したうえで、自分を最優先に置くんだ。
だから、若いころのギラギラともちょっと違うのかもしれない。

達成できるのかなぁ。そんなこと。
ちょっとわからないけれどね。
損得とも違うし。
純粋に、小野寺さんっていう役者にとって、足りない何かを見つけるのはそれだってことなだけで。
つまらないんだよ。今の小野寺さんじゃ、おいら自身が。

そんなことを考えながらも。
今日もペコペコと音声データを探しては、映像クリップにリンクさせていった。
そして、明日は編集でもある。
その原動力は、まるっきり、自分優先とは違う理由だったりする。
まぁ、そんなもんだ。

でも、ちょっとだけ、意識するよ。その意識があるだけで違うのさ。
おいらは来年、もっともっと、おいらのために生きるんだ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:13| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする