2016年12月15日

夜空の扉

大きな大きな満月の夜。
夜空に天国への扉が開いたみたいだ。

先日、映画「ちょき」の東京上映初日舞台挨拶に行った時のこと。
同時にいらっしゃっていたいつも応援してくださる方に言われた言葉がある。
「セブンガールズは、もう、小野寺さんの熱意で進んでいるようなものだ」
・・・なんて言われて・・・

おいらは、思わず、
「そんなことないです・・・」
「これは皆の熱意で進んでいて、僕なんか、皆の熱意の雑用のようなものなんです」
・・・なんて答えていた。
毎日BLOGを更新しているだけでも、考えられないよ!なんて笑ってくださった。

そういう意味では、おいらの熱意はこのBLOGという場所で伝わるけれど。
皆の熱意というのは、中々、伝わりづらいものなのかもしれないなぁと思う。
何事も考え方で見え方が変わっていく。

自分が今、こき使われていると思うこともないではないのだけれど。
そんなことよりも、こういう機会をいただいているという思いの方が圧倒的に大きい。
誰も体験できないようなことをおいらはリアルタイムで体感し続けている。
劇場上映される映画の編集に立ち会っているだけでも、どれだけ大きな体験か。

おいらの悪い癖は、ついつい独学を選んでしまうことだ。
実際、劇団関係で印刷物があれば、印刷について独学をしてしまう。
Photoshopを学び、Illustratorを学ぶ。
学校に行くとか、人に聞くとかの前に、面倒くさくなってしまうのだ。
だったら、自分で触って覚えた方が早いと思ってしまう。
誰もやる人がいないなら、自分がやるよと、ほいほい勉強を始めてしまう。
これまでデータベースでも、WEBでも、なんでもそうだった。
自分の中で師と呼べる人を無意識に選んでいるようなところがある。
誰にでも素直に教わることが出来たら、もっと、おいらは簡単に生きていけると思う。
でもどうやら、それを簡単に出来ない。

編集も独学で学びながらの作業だけれど。
監督が元々持っている知識は、どんどん吸収していっている。
それは、とてもありがたいことだ。
まして、監督の持つ、感覚的な部分に直接触れているのだから。
これ以上の機会はない。
自分の中で師と呼べる人を無意識に選んでいるけれど。
逆を言えば、選んだ人をきちんと信じることが出来るということだ。
だから、むしろ、得していると考えるのかもしれない。

もちろん、その学びながらという作業のガソリンはやっぱり熱意だ。
でも、自分の熱意だけじゃなくて、やっぱり仲間たちの願いのようなものを形にしたいという思いが強い。
そう。形にするということだ。
観念的な思いや願いを、具体的な形にしていく。
ただ映画を作りたいという思いから、実際の映画撮影に必要な部分を用意していく。
そこに、惜しむものなど何もないというだけだ。

逆に今、皆がどんなことを思って、どんなふうに作品を待っているのかなぁと考えてしまう。
きっと、待つことは待つことで、そんなに簡単なことじゃないんだろうなぁ。

ストレートに。
ありのままに。
それぞれの熱意がスクリーンに映し出せれば。
きっと、スクリーンをはみ出すような映画になる。

おいらの熱意だけではとても足りない企画だよ。
いや、映画を完成させるだけなら、それでも良いのかもしれないけれど。
この映画をたくさんの人に観てもらおうと思えば。
この映画を世界中の人に届けようと思えば。
それは、たった一人でどうにかなるようなものじゃないんだ。
そうやって進んでいるのです。
この映画は皆のものなのです。
そして、皆の熱意が、きっと、この映画を世界に運んでいくのです。

明日も編集が待っている。
夜遅くまで、監督と二人で、映画を作っていく。
明日はどこまで進むだろう。

気付けば12月も後半に入るのか。
ここからが勝負だな。
2016年は、最後の瞬間まで、この映画に没入していく。
かつては「夢」だったのがウソのように。
具体的に、没入していくのだ。

こんなこたぁ、誰にだって出来るさ。
たまたまおいらは、そのスイッチを見つけただけなのだ。

夜空に扉が開いてる。
おいらのスイッチは、あの扉を開閉だってできるよ。
扉の向こうは、夢の世界なんかじゃないよ。

・・・カチャ。
ほぅら。スイッチを押してみた。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:39| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする