2016年12月03日

詰め込みDAY

編集の中休みという感じの日。
おいらは本屋を梯子する。
使っているアプリケーションの本を探しにだ。

編集に使用しているのが、Premiere PRO CC(2017)だ。
最近、アップデートしたばかりだから、最新の機能に対応した本はまだないけれど。
基本的なこと、基礎的なことは変わってないし、どの本にも書かれている。
どんなアプリケーションかと言えば、まさに映像編集用ソフトだ。
各々の映像を、時間軸に並べていく。
オーディオデータ、映像データを並べて、繋いでいくのが得意なソフトになる。
様々な形式の、映像、画像、オーディオデータを読み込んで、様々な形式で書き出せる。
編集状態をキープしたまま、別のソフト用のデータへの書き出しも可能だ。

更に、加工ソフトがある。
AfterEfects CC。
これは、映像加工に適したアプリケーション。
写真などの画像加工のPhotoshopに、「時間軸」の概念を入れたような化け物ソフトだ。
このソフトは、ものすごい進化を重ねてきて、今ではプロユースでも、様々な映像ジャンルまで使用されている。
例えば、アニメーションのオープニング映像なんかは、とても多用されている。
炎や光やビーム、煙、ぼかし、などなど、映像加工に特化している。
Premiereが時間軸に沿って素材を並べるのを得意とするならば。
AfterEfectsは、いくつもの映像を同じタイミングに重ねるのを得意とする。
もちろん、特殊効果なんてそんなに使うことはないと思っているからそこまで学んでいないけれど。
実は、本屋に行くと一番、このソフトのテクニック集が多い。
本を開いてみれば、出来ることの幅が広すぎて、正直、絶句するほどだ。
マシンパワーが上がった現在、このソフトを使いこなせれば、食うのに困らないと思う。
そのぐらい、様々な場面で多用されているし、職人がいる。
映像素材がなくても、自力で映像を作ってしまう人が出るようなソフトだ。

同じソフト群に、編集用のファイル管理、映像のデータ形式を変換する専門のソフト、カラーコレクションのソフト。
その辺も、一応、インストールしてあって、いくつかは、軽く使ったりしている。
さすがにカラコレは、撮影監督が来るまでは、一切触っていないけれど。
それに加えて、Audition CCという、オーディオデータ専門のソフトがある。
このソフトの勉強をしたいと思って、本屋に行ってみたのだ。
先日、新宿で見かけたような気がしたからだ。

このソフトのすぐれている部分は、ノイズリダクションだ。
音声の中にあるノイズをあっさりと消し去ることが出来る。
例えば、ロケでの撮影中に、車のクラクションが遠くでなっていたとしても。
音声データから、そのクラクションの音だけを、削除することが出来るのだ。
そして、削除した部分に、他の音声から、予測して、自動的に音の補正までしてくれる。
3Dで表示されたヒストグラムの中から、これというのをチョイスして、削除すればいいだけなのだ。
これは、実はとんでもないソフトだぞ・・・とかねがね思っていた。
使い方次第では、ステレオのエアー音源から、セリフのみ抽出とかもできるんじゃないだろうか?

MAと呼ばれる最終的な音声の整音の前に、出来るノイズリダクションはしておいた方が良いですよと連絡が来る。
元データがあれば、元には戻るし、おかしくなっちゃっても問題ない。
それよりも、ノイズが今とれるなら、アフレコが必要なセリフなどが、今からでもわかってくるとのこと。
なるほどなぁと思いつつ、ただ、音声のヒストグラムなどは、さすがに基礎知識がなくてはわからない。
わからないながら、少しでも勉強して、MA前に渡せるデータを整理できたらと思ったのだ。

けれど、困ったことに、このソフトの本がどこにもない。
本屋を何件か梯子したけれど、やっぱり見当たらなかった。
たぶん、専門で音声の勉強をした人なら、感覚的に、使用できる部分も多いのだと思う。
チュートリアルだけで、色々はかどるのだろうなぁ・・・。
どっかでKORNさんに逢えれば、教えてほしいぐらいだ。
足音だけ抽出して、効果音として使用できたりするかもしれないし、マスターしたら、様々なメリットがある。

本の素晴らしいところは移動中に勉強できることだ。
まぁ、スマホの時代だから、Youtubeなどのテクニック集も見れるんだけどさ。
それでも、リファレンスブックは、何よりも勉強になる。

なんというか、面白いなぁ。
撮影現場でカメラを肩に担ぎ、ハイエースを乗り回したり、マイクを抱えていたり。
そんなまさに現場スタッフの多くにも、実はPCスキルが高い人が多いはずだ。
現場で力仕事ばかりしているわけではない。
特に、フィルムベースからファイルベースになった現在、PCスキルは、必須項目になりつつある。
専門のエディターまでではなくてもだ。
ファイルの受け渡しや、簡単な補正などなど、やれることがどんどん増えるからだ。
実際、美術で入ってくださった岡田さんの、Photoshopをいじるのを後ろから見たことがあるけれど。
とんでもなくスキルが高くて、ぶっとんだ記憶がある。
あまり見ることのない、スタッフさんたちのもう一つの顔だ。

並べていく・・・いわゆる編集をどんどん進めているわけだけれど。
その編集だけではない。
音声の編集もあるし、加工もあるかもしれない。
編集工程は様々に進んでいく。
だから、少しでもスキルを上澄みしていきたい。
出来ることが広がれば、それだけ、クオリティも上がっていくからだ。

まぁ、ちょっと本も高すぎるんだけどね・・・。
一冊で数千円だもの。
2冊買ったら1万超えるなんてザラ。
ちょっと気軽に買うつもりはないけれど・・・。
だから、どんな本があって、その本にどんなテクニックが書かれているかだけでも、本屋でみておくのも勉強なのだ。

学べ!学べ!
おいら一人だけじゃなくて、専門の人もどんどん入ってくる。
でも、それだけに頼るのはガラじゃない。
お願いするなら、それなりに、自分の知識も高めるのがおいらのやり方だ。

もっともっとだ。

さて。
編集に向かおう。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 09:02| Comment(0) | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする