2016年10月24日

リハーサル2日目

朝、集合と共に、土地の神様のもとに向かう。
全員でこの撮影の無事と成功をお祈りする。
ぎっちりと詰まったシナリオの全てを二日間でリハーサルしておく。
役者がそれを完全に把握できれば、当然、撮影はスムーズに進む。

おいらたちの強みは、監督の言葉に素直に「はい」と言えることだ。
撮影現場ではよくある、役者から監督への、どうしてですか?という質問はすでにない。
芝居は変わらず、現場に入って変わる段取りだけ、やっているのだ。
監督は集中している。
おいらは、事前に監督が現場に入ったら、俺はこうなるからなと、手を狭めたのを聞いていた。
集中しすぎると、俯瞰では見れずに、そこばっか見てしまう状況になるということだ。
それを監督は自覚しているから、言っておいてくれたのだと思う。
助監督もいらしているから、やりたいとか見たいところはありますか?確認する。
見たいところがなくなれば、好きなところをやってくださいと言われる。
基本的に撮影順で、どんどん進めていけばいい。
けれど、日の入り時間もあるから、外のシーンは外以外では撮影できない。
順番がテレコになる場面や、シーン中で外に出るシーンもあるけれど。
それでも、段取りを一番にする。

オーディションで受かったメンバーなど、リハにいない俳優もいる。
当然、そこにいるメンバーで代役をして、全てこなしていく。
やれることは、やれるだけ、やるしかないのだ。
プリセットや、セッティングだって、全員で手伝う。
出来る限り、そのシーンに出ている役者には集中させてあげたい。
助け合うことが、この作品のテーマだ。

明日からは戦いだ。

あまりにも忙しいし。
あまりにも気が張っているから。
少し、怒ってしまった。
大きな声を出してしまった。
大反省中。
おいらは、ダメな奴だ。
本番はこうならないようにする。
そして、更に上を目指す。
作品を素晴らしいものにするために、全力を注ぐ。

やるべきリハーサルは全てやれたはずだ。
たった二日間で、そういう意味ではよく皆、頑張った。

さて。
いよいよだ。

この言葉を使う日が来た。

クランクイン。

おいらたちは、クランクインをするのだ。
奇跡のような映画のフィルムがいよいよ回る。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 00:00| Comment(0) | リハーサル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする