さて、明日はロケーションハンティングをする。
前回、下見の時もそうだったし、前のロケ地候補地に監督と行くときもそうだったけれど。
事前の天気予報が雨。
でも、実際に現場に到着すると、雨が止んだんだよなぁ。
明日も、刻一刻と天気予報が変わっているけれど、雨が止むといいなぁ。
終わってからの打ち合わせに必要であろう物を準備する。
それと、小道具用の写真撮影も同時にできたらなぁと思っているからその準備も。
もちろん、それがどうなるかもまだまだわからないけれど。
明日は実際にロケ地をお借りする際にお願いをした担当者様もいらっしゃる。
どこでどんな撮影をするのか。どこに何を設置するのか。
説明できる範囲で説明もしていかなくちゃいけない。
そのあと、誓約書をお渡しするという段取りになる。
終わったら、移動して、打ち合わせになるだろう。
監督も、現場を初めて肉眼で確認することになる。
それまでは、写真や映像でしか確認できていなかった。
厳しいかなと思っていた美術スタッフさんの参加もなんとかうまくいった。
来てくだされば、スペース的なことも一気に解決していくだろう。
美術スタッフさんや監督のイメージが実際に現場を見て、ものすごい進むだろうと思う。
色々な意味で明日は、今日までのおいらの動きの終着点のような位置になる。
役者も複数人、来れるようにお願いしてある。
目が多いほうが、様々なことに気づくだろうという願いからだ。
今まで舞台の制作の時は、まず劇場を抑えることからだった。
劇場によっては2年前、1年前じゃないと、抑えることができないからだ。
抑えた後に、この劇場でやるならと作品について考えることもある。
事前にもちろん、こんな作品をやりたいと申請するけれど、劇場で変わったりもする。
でも、映像制作は、撮影場所などが、何を撮影するか決まらない限り決められない。
いつもと順番がテレコだ。
どうしても、場所に決定が出ないと落ち着かない自分がいる。
前のロケ候補地で、危惧されていた問題点の全てが解決するような理想的な現場。
もう一度あの地に、おいらは行く。
何かが生み出される土地だと、監督が直感を持てば、最高だなぁ。