2016年09月28日

過程は結果ではない

昨日の香盤表の手直しと、木曜までに必要な書類作成。
その合間にできる連絡をする。
やっぱり、作業は続く。
やれるだけ、やるしかないもんな。

でもさ。
その・・・頑張っていること。努力を続けること。
その姿勢であるとか、あるいは誠意であるとか。
そういう部分をとてもたくさんの方から評価していただいているんだけれど・・・。
だから、こんなことを言ってしまうのは大変申し訳ないなぁとも思うのだけれど。
この、頑張ってることとか努力とかを評価されたいとは思っていないんだ。
やっぱり、頑張ることが評価されちゃったらダメなんだよなって思う。

おいらが、欲しいのは結果だ。

結果なんて、じゃあ、なんなんだよ。って言われるかもしれないけれど。
それは、きっと、誰かの心が動くような作品になることが第一歩で。
その動いた心が、何かにつながっていくこと。
地球の裏側にまで広がっていくこと。
そういうことが結果なんだって思っている。

もちろん、アングルっていうのはある。
小劇場の劇団が、長編映画に挑戦するというアングル。
この中にはやっぱり、「必死に・・・」的なニュアンスが入ってくる。
そして、実際に上映したりどこかに映画を持っていくときにはこのアングルが必要になると思う。
どんな作品にも、誰かが見たくなるような、キャッチな部分は必要だからさ。
だから、そのアングルがただの売り文句じゃなくて、本当に必死に頑張ったんじゃないととても厭だっていうのもある。
あるんだけれど、それは、やっぱり見てみようという第一歩のためのキャッチでしかない。
映画を見た後の、その人の心に「頑張ったね」なんてものがあったら逆にダメなんだと思う。

しょうがない。
なんせ、才能がないのだ。

もし、努力しないでも評価されるような人を天才だというのなら、おいらは才能なんかないのだ。
だから、やれるだけやるし、やっても結果が出ないことなんか何度も何度もあった。
人事を尽くして天命を待つじゃないけれど。
だとすれば、やれることを必死でやって、頑張って、努力することなんて当たり前のことだ。
当たり前のことを当たり前にやろうぜって話なんだと思う。

もちろん、今、努力していることに、共感してくださったり、応援してくださったり。
その全ては、実際に嬉しいことだったりするんだけれどもね。
でも、単純に、自分がそれで満足しちゃったり、勘違いしちゃったりしたくない。
今、評価されている部分は、作品とは1mmも関係がないことなんだぞって自分に言いたい。
やればできると信じて、とにかく、やっているんだけれど。
今、進むことは、その先にある結果への過程なんだって、自分に言い聞かせるしかないのだ。

そうじゃないとさ。
あんなに頑張ったのに・・・なんて馬鹿な言葉を口にしかねないだろう?
汗をかけば、どこか満足感は得られるんだよ。
でも、そんな満足感はうそっぱちでさ。
頑張ってる自分に酔っているだけだろって思う。
あくまでも、目標に向かって進んでいる過程だってことを忘れちゃいけない。

そして、その努力のすべてを、自分にとって得だって考えている。
誰も知らない過程や、簡単には経験できないことをどんどんしている。
その全てが、どこかで血となって骨となる。

ま、それよりも何よりもさ。
一番嫌いなのは、後から、やっておけばよかったって後悔することなんだよ。
そんなの最悪じゃないか。
最初に気づけよ、お前!って後から思うようなこと、今まで何度もあったもんな。

そういう意味でね。

おいらは、頑張るよ。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:53| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする