2016年09月27日

作業を煮詰めろ

オーディションのその後の連絡が続き。
その合間合間で、再度香盤表をまとめた。
これから、更に必要なものを埋めていくしかない。

参加してくださる方々のメールには励まされ続ける。
後から知ったのだけれど、合格した方の中には舞台でおいらを知っている方もいらっしゃった。
そうか、そういうこともあるか・・・。
共に良い作品を作れたら。
それだけに尽きる。

シナリオは大きく変わっていた。
セリフがそれほど変わっていないから、そんなにイメージしていなかったけれど。
ページ数もシーン数も大きく変わっていた。
その分だけ、1つのシーンが長くなっているわけで、役者の難度は上がっている。
来週からの稽古で仕上げ段階に入るのだからシナリオの読み込みも必要だ。
役者モードにもう一度ギアを入れて、本域にいかないとだ。
同時進行、同時進行。
やれるだけやるしかない。
まぁ、いつものことさ。

ああ、一日が48時間あればいいのに。
ああ、自分が2~3人いればいいのに。
そんなことを考えても仕方がないのだけれど。

とにかく、おいらは、作品に殉じたい。
作品が良いものになれば、もう、それだけで良い。
それ以上なんかない。
その思いだけで、エンジンを回している。

おいらの知る範囲内で、こんなシナリオの映画ってあるだろうか。
あまり見たことがないよなって思っている。
今日、シナリオを受け取った役者もいる。
その役者は、戸惑ってしまうかもしれない。
登場人物が多いし、次から次へと物語が進んでいく。
自分の役を中心に読んだとしても、きっと、わからないところがあるはずだ。

監督は、もっと芝居を良くしてほしいと役者に要求した。
俺以上に、焦ってほしいと懇願した。
わかっているつもりだ。
そして、撮影の本番の空気も想定しているつもりだ。

撮影に入れば、体力勝負的な部分も出てくるだろう。
きっと、苛酷になる。
そうなれば、精神的にも大変になっていく。
おいらは、実はいっぱいいっぱいになった時の自分を想定している。
もっと、張り詰めたときに出てくるものをむしろ期待している。
そこにたどり着くために、稽古が必要だ。

やることはやまほどある。
人にふれるものは振るしかない。
自分でやれることはやるしかない。

香盤表を睨み付ける。

進め。
進め。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 03:00| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月26日

全身全霊で頑張ります!

稽古から帰る。
色々と覚悟のいる稽古だった。

帰宅するなり、心の重い作業を始める。
先日のオーディションの選考結果を連絡するという重責だ。
本当に、全ての俳優たちと芝居が出来ればなんの問題もないのだけれど。
出てくる役の数には限りがあるし、選考がある。

選考結果を目にしながら一人一人にメールを送る。
おいらも、オーディションを受けたことがあるけれど。
不合格だった場合、連絡がないことが普通だ。
合格者のみ連絡しますと、事前に言われることも多いけれど。
言われないまま、なんの連絡もない場合もある。
そういう時って、とてもおいらは寂しくて、今回はちゃんと連絡をしようと決めていた。
それにしても、心が重くなる作業だった。

もちろん、いつかどこかで、何かの作品でご一緒するかもしれない。
真剣に選考を重ねて決まったことなのだから、堂々とすればいい。

そんなことを考えながらメールを打つ。
数十人相手に、メールを一つ一つ。
メールを送信する傍から返信も来る。
返信にすぐに対応しなくちゃと、手を止めては、メールを見る。

ハッとした。

今回、オーディションに合格した俳優から。
全身全霊で頑張ります!との一言が書かれていた。
一瞬で、今日一日の疲れや頭の中のモヤが晴れていった。
そうだ。
今回、また新しく出会った俳優と、おいらは芝居をするんだ。
一緒に作品を創るんだ。
同じ座組にになるんだ。

その一言に、大きく大きく救われた。
監督と連絡を取りながら、全員にメールを送り終える。
携帯メールの方もいらっしゃるのに、遅い時間で申し訳ないなぁという思いが残る。

最終稿も、ト書きや細かい修正が入って、いよいよ自分の手元に来た。
これで、一気に、作業も進むことになる。
スタッフさんたちにシナリオを転送して、今日は力尽きたかな?

明日は、明日で作業が始まるって事だ。

全身全霊で。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:21| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月25日

明日は晴れ

また雨だ。
雨なだけで、行動範囲が限られてしまう。
本来、雨は好きなのだけれど、こうまで時間を制限されてくると、うーんと思ってしまう。
雨でもできることは勿論やまほどあるのだけれども。

おいらは、今日は、小道具のデータ作りをしていた。
まぁ、こだわれば時間はいくらでもかかるのだけれど。
最低限、ここまでやりたいなという部分だけ、チマチマと。
こんな作業も嫌いじゃない。
地味だけれど。

実際に使用するなら、どうするべきかなぁとか考えながら。
それでも、データだけは作っていく。
まぁ、失敗もあるだろうし、無駄になるかもしれない。
でもまぁ、出来る範囲でやっていければ。
それで目処が立つなら、そこから改造だって出来るし。

今、何が足りていて、何が足りていないのか。
そして、どれだけ、本番を想定できるのか。
もう、一つずつ潰していくしかない。
どう考えても、個々人に任せっきりじゃなくて、共有できる部分を増やす方法を考えないとだ。
例えばメイク直しのタイミングだって、どれだけ共有できるかにかかってくる。
衣装の段取りだって、撮影時間が限られているのだから、組めるだけ組まないとだ。
その上、小道具も、各役者が使う物まで全て網羅していかないと、当日ありませんじゃ成立しないのだ。
誰も使用しないけれど、あればあるほど良い小道具も山のようにある。
それぞれ、担当を決めて任せてはあるけれど、その後どうなっているのかも聞いていかなくちゃだ。

おいら一人が出来ることなんか大してないんだけれど。
全員がそこまで気にすることが出来たのなら、きっとうまくいくさ。

実際の撮影の段取りを決める前に、おいらに用意できる資料を全部用意したいなぁと思っている。
まだまだきっと必要なものがある。
まずは、書きあがったシナリオのデータをもらわないとどうにもならないのだけれど・・・。
シーン番号などの整理に思ったよりも時間がかかっているようだ。
それでも、頂けたら一気に資料を仕上げていく準備だけはしておこう。

多分、タスク表をまとめないと無理だなぁ。
舞台なら慣れている作業ばかりだけれど。
今回は初めての作業の方が多いのだから。
その上、一人じゃ絶対に漏れが出てくるのはわかっているから。
どんどん、共有していかないといけない。

まだまだここからだ。
やっと始まったのだ。

明日は晴れ間が出るらしい。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:46| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする