うだるような暑い日に、今年初の夕立。
夏が来たと思ったら、一点、急に肌寒い日が来る。
唯一変わらないのは、湿気が高いことだけ。
変わり続ける空模様。
今年こそ、彦星は織姫に会えそうだけれど。
ここまで不安定だと、まだまだわからないなぁ。
自分の中にいる自分の針が色々と震える。
はじめ、この企画を立ち上げた時は、誰も映画化なんか信じていなかった。
PVを編集したり、クラウドファンディングの勉強をしたり。
そういう所からスタートした。
クラウドファンディング機関になれば、どうやって進んでいくのか。
方針から全て組み立てていった。
そして映画化が決定して、今度は実際の製作の道に進んだ。
でも、根っこは役者なのです。
シナリオを手にしてしまうとどうしても、自分の中の針が急速に役者側に振れてしまう。
もちろん、舞台もそうだし、いつものことなのだけれど。
製作準備に使う脳よりも、芝居の事を考える脳の方が勝っていく。
正確に言えば、実は、頭の中では同時進行しているのだけれど。
優先順位がどうしても、役者になっていく。
まぁ、それだけでは、当然、進むものも進まなくなるから、自分でバランスを図るのだけれど・・・。
クラウドファンディングで応援してくださった皆様に、もっと色々ご報告をしたいのです。
スタッフさんは誰ですよ!
クランクインはいつですよ!
キャスティングはこうですよ!
具体的な部分を少しでも明らかにしていきたいのです。
このBLOGを読んでくださっている方はおわかりと思うのですが。
おいらの頭の中が、今は急速に役者モードに振れています。
製作関連の事は、現時点では、最優先ではないのです。
多分、もうすぐ。
自分の中で、何かが固まって・・・それは理論武装とは違うもっと肉感的な・・・スイッチが入ります。
そうなった時に、また少し変化が来ると思います。
なんとなく、いつもの舞台の制作で、そんな自分の事をよくわかっています。
暑い日が来ます。
夕立が降ります。
寒い日も突然やってきます。
不安定な空のように。
針が振れます。
おいらは、今、まず役者として、自分がどう立ち向かうのか。
そのスタンスを固めています。
なんとなく・・・。
まだなんとなくなのか。
それとも、もうなのか。
それは、わからないのですけれど。
技術的な事でも精神的な事でもなく、自分が取り組むスタンスを掴みかけています。
そうしたら、やがて。
澄み渡る夜空がやってきて。
信じられない数の星が集まった、天の川が現れて。
川を挟んで、織姫と彦星が、久しぶりに笑顔を交わします。
はたから見たら、苦しそうに見えるかもしれない時間。
でも、これが楽しいのです。
わくわくが止まらないのです。
これが、固まれば、そこからブレない強い自分が生まれるのを知っているからです。
なんだって、出来る自分が出てくるのを待っているからです。
笹の葉さらさら 軒端に揺れる
お星さまキラキラ 金銀砂子
五色の短冊 私が書いた
お星さまキラキラ 空から見てる
この短冊を書いた以上。
まずは、ここから。