2016年06月24日

HOPE

早速、選挙カーが走ってた。
選挙シーズンの到来だ。
選挙カーなんて、騒音で実はプラスよりマイナス効果の方が高いという話も聞いたのだけど。
今でもあるんだなぁ。

インターネットはとても便利だ。
知りたい情報をすぐに引き出すことが出来る。
最近は、おいらも、あれ?あの映画に出てた人誰だっけ?
名前出てこない・・・。なんてことがあるんだけど。
スマホで映画のタイトルを入れたら一発で出てくる。
自分が忘れやすくなっているのか、脳味噌以外のデータベースを持ったことで覚えようとしていないのか。
そのどちらかなのかもわからないのだけれど、便利なことは間違いがない。

インターネットの時代だからこそ、この映画化計画も成立した。
クラウドファンディングでは計画的にSNSの運用をした。
Twitter、BLOG、Facebook、Youtube。
出来る勉強を全て勉強して、必要な事とタイミングを決めて、告知展開した。
これがなければ、恐らく達成は難しかったし、今はないのだ。
恐らく、映画完成後も、より細かくSNSの運用が必要になる。
面白い作品を創るのだから、たくさんの人に知ってもらえるように考えなくちゃいけない。

けれど、インターネットには、負の面もある。
匿名性をよく負の面だと言われるけれど、もちろん、それもそうなのだけれど。
おいらが一番、インターネットで良くないよなと思っているのが先鋭化だ。
例えば、右翼の人は、右翼側の記事ばかり検索できる。
例えば、左翼の人は、左翼側の記事ばかり検索できる。
反対側の人が見たら、とてもじゃないけれど、信じられないようなトンデモな記事でも信じる。
自分の指向する方向の記事ばかり読むのだからそうなる。
両方の記事をバランスよく読んで、両方のダメなところを冷静に読むことも出来るけれど。
なんだったら、その人のSNSを見れば、思想の指向がすぐにわかる。
Twitterで、誰をフォローしているのかの一覧を見れば明らかになる。
その人は、偏った思考側のTweetだけを毎日読んでいるという事がすぐにわかるのだ。

結果的に、思想は先鋭化していく。
その代表例がISISだと思っている。
イスラム教徒の殆どが善良な人たちだけれど。
その中の一部の過激な思想を持った人が、原理主義に触れていく。
自然と、自分でもわからないうちに、今、戦わなければならないという考えに走ってしまう。
これは、大きな枠で、洗脳なんじゃないか?って恐ろしくなる。
自分で選んで、情報を獲得しているのに、知らないうちに選ぶ能力が薄くなっていく。
そして、気付けば、ネット上の情報こそ正しいという考え方になってしまう。

おいらたちの世代はそれでも、まだ、だまされないぜっていう思いがある。
少なくても「洗脳」の恐ろしさは、オウム真理教だとか、様々なニュースで知っている。
だから、それほど釣られることはない。
情報のソースも書いてあるけれど、よくよく調べるとそのソースがインチキなんていう記事が溢れている。
しかも、そういう記事に限って、「南京大虐殺の真実」とか「福島原発の真実」とか。
安易に「真実」という言葉を使って、クリックさせるように書いている。
おいらなんかは、もう、「○○の真実」と書かれている時点で、真実ではないと思っているけれど。
何が真実なもんか。
クリックさせたいだけの、うわっつらの文章ばかり書きやがって。

セブンガールズという作品には、社会的な意味も多く含まれていると思う。
一歩間違えれば、映画の評判とそういうインターネットの流れと、重なる可能性がある。
もちろん、話題になる方が良いけれど、余り先鋭化していく方向とは違う形で広がって欲しいなぁと思っている。
映画に対する批判があれば、その批判も先鋭化していくだろうし。
映画に対する好意の声が上がれば、その声も先鋭化していく。
インターネット以前と、インターネット以降では、反応の仕方が変わっているはずだ。

選挙カーが走っていた。
ワンワンと、声がこだましていた。
良く聞こえなかったけれど、立候補者の政策ではなく、誰かの批判をしていたようだ。
その人が何党で、何という政治家かもよく聞こえないのにそれだけはわかった。
なんて、非建設的なんだろう。
このままでは日本は・・・という脅しはもう飽きたよ。
これからの日本は・・・という希望を聞かせてくれよ。
まぁ、うるさいし。

何かを批判することで自分を立てるようなことは、絶対にしないようにしようと思う。
この作品の素晴らしさだけを淡々と広げていこう。
そうつくづく思った。
希望を伝えていこう。
そうつくづく思った。
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posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:52| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月23日

墨絵

映画とテレビの違いって難しいような気もする。
同じ映像だし、映画をテレビで放映することもあるし。
それに、最近はテレビもワイドになって大型化している。
でも、実際には全然違うものだ。

一番の違いは何だろう?と考えたんだけれど。
それは、空間の暗さじゃないだろうか。
長く舞台をやってきたから、暗転の効果というものを良く知っている。
映画は、真っ暗な映画館の中で観るものだ。
その理由は、スクリーンへの投影だからだ。
テレビは、液晶自身が光っている。様々な色を生んでいる。
だから、明るい中でも色の表示が綺麗に出る。
映画は真っ白いスクリーンに、光を当てている。
だから、観客は、その反射光を見ていることになる。
明るい中だと、スクリーンは他の光も反射してしまうから、色温度などが変わってしまう。
直接光源を見ているわけではないから、暗い中で見てもテレビほど目に悪くもない。

光を当てなければ黒。
光を出さなければ黒。
と、実は、光の部分では反転している。

スクリーンは基本が黒だから、黒の諧調が優れる。
液晶テレビにとって、黒の諧調は、中々難しいテーマだと聞く。
どこのメーカーのテレビも、いかに黒の諧調を出すかに四苦八苦して独自の技術を開発している。
映画館で観る白黒映画と、テレビで見る白黒映画は、もう全くの別物だって思う。
まったく影の効果や、深度が違うよなぁって。
昔、黒澤映画や、小津映画を、あえて名画座に観に行って、その諧調の深さに驚いた記憶がある。
だからテレビで映画を観るとやけに暗く感じることがある。
デジタルになったり、テレビの進化でだいぶ良くなったけど、今でもある。音もあるけれど。

今回のセブンガールズも、暗いシーンがある。
闇の諧調に優れた映画というメディアであれば、当然の事だ。
影は表情を豊かにして、薄闇という空間を生む。

今、明るい中で稽古をしているけれど、自分の中で、ここは暗いとイメージしている。
カメラで撮影して、それを観る時も、ビカビカに光った蛍光灯の下の映像だ。
これが、どれだけ暗くなるかなぁと、想像しながら観ている。
おいらみたいに、平面的な顔をしていると、陰影があるだけで、全然イメージも変わるからだ。
デビさんの影の使い方もとてもとても気になっている。
美術的にデビさんが、影を使うのが上手だろうなっていうのは、すぐ想像できる。
女性は、明るい方が綺麗に見えるなんていうけど、それも実は影の使い方一つだ。
明るくすれば、肌は綺麗になるけれど、影がない分、表情が死ぬ。
陰影は豊かな表情を生む。表情の変化も。
豊かな表情は、愛嬌が生まれるし、感情移入を呼び込む。
そして、スクリーンなら、その陰影の諧調が深い。

白黒映画時代に日本映画は世界中で称賛されていた。
それもとても良く分かる。
日本には、墨絵の文化があるから、絵における黒の使い方を肌で知っている所があると思う。
海外の絵本の挿絵とかを観ると、石を油で溶かしたインクでペンを使って細い線で書くような絵が多い。
日本や中国は、炭を溶かした水溶性の墨で筆を使って、絵を描いている。
黒の諧調に、昔から触れている。
黒の諧調で描いた芸術を子供の頃から目にしている。
それこそ、フスマや、お椀や、カレンダーまで、どこにでもある中で生活している。

だから、おいらのイメージは墨絵だ。
暗いシーンのイメージ。

そこまで計算して芝居できないものだろうか。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:59| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月22日

面白いドラマ

今季のドラマが大体終わった。
最近、Yahoo!ニュースを見ると、ドラマの視聴率ばかりが話題になっている。
NHK朝の連続ドラマまで、視聴率が毎週ニュースになっているものなあ。
今、HDDにも録画できるでしょ。
ドラマは見逃しちゃうと、話が分からなくなるから観ると決めたら録画するようにしてる。
むかしのVHSの録画予約とは違って、リモコンで一発だもん。毎週予約まで。
ドラマの視聴率が低いっていうのは、その辺も関係あるんじゃないかと思うよ。
録画したのを見たり、あとからスマホで観たり、そういう人も今は多いと思う。
シンプルにDVDの売り上げなんかはどうなんだろう?
そんなに見てない人が少なくなっているように感じないんだよな。

もちろん、それでも視聴率は大事だ。
TVCMが流れて、その広告費用がテレビ番組の制作費になるんだから。
どれだけの影響力がその番組にあるのかは、直接、売り上げに直結する。
テレビ局だって営利団体なのだから、当然、数字というのは大きな大きな指標だ。
・・・というよりも、数字以外に、影響力を示せる方法なんかそうそうない。
最近なら、Twitterのフォロワー数なんかで影響力がわかったりするのかな?
一時期、一話完結の刑事モノばかりになったのも、その辺が理由だと思う。
月9を始めとする、恋愛ものの連続物となると、苦戦するのは当たり前だと思うんだけどな。
でも、影響力は今もはっきりとある。

資本主義社会なのだから、映画製作もテレビ制作も当然その中に組み込まれている。
コンビニに行くと「映画化決定!」と帯のついた漫画が並んでいたりする。
原作ものの映画がどんどん増えているのも納得がいく。
要するに、経済活動に直結してるんだから。
映画化したことで生まれる利潤の大きさが凄いのだと思う。
特に漫画は、映画スタートで、コミックを買ってくれる人がいれば、一冊じゃなくて、全巻になる。
映画化しただけで十数冊の本が、セットで何部も発行されちゃうんだから。
映画会社だって、人材を余らせるわけにはいかない。
毎年、数本の映画製作をして、人材も機材も回転させないと企業として死に体になってしまう。
そうなれば、なるべく低予算で黒字を出せるものか、出版社や広告代理店とタイアップした大きなプロジェクトを立ち上げることになる。
(それにしても、ポルナレフは誰が演じるんだろう?とかどうしても考えてしまう。ディオはどうするのだろう?)

だから、おいらとしては、余計にドラマを観る。

もちろん、どうしても見続けられなくなる作品もあるんだけどね。
それでも観る。
そういう状況下で。
視聴率ばかり言われるような中で。
じゃぁ現場の人たちは何を考えて作品を創っているの?って思うからだ。
なにくそ!って面白いものを創ろうとしている人がたくさんいるはずだ。
丁寧な仕事をしている人たちがいるはずだ。
比較的自由な深夜ドラマ枠で、アイデアを詰め込んでいる人がいるはずだ。
・・・って、そう思うからだ。

実は90年代って、ほとんど、ドラマを観ていなかった。
なんか、厭でね。
トレンディドラマとか言われちゃってさ。
今じゃ、トレンディって言ったら、エンジェルになっちゃったけどさ。
もう芝居を始めていたけど、もう、わざと見なかった。
あの頃はF1層がうんぬんとかさ。
もう、見てない女なんかいないんじゃないか?ってぐらい、誰もがドラマを観てたよ。

今季のドラマも楽しませてもらった。
映画が2時間だとすれば、ドラマは10時間近いわけだから。
それだけ過酷だし、拘りたくても拘れない部分も出てくるはずだと思う。
朝ドラや昼ドラなんか帯番組だから、戦場のような現場なんだろうなぁ。
でも、そういう中でしか生まれないモノっていうのも確かにあるなって思う。
中々、普通に楽しめるわけではないんだけどさ。
どうしても、役者っていう角度からドラマを観てしまったりする。
なんだったら、もう、作品とかシナリオすらどうでもよくなったりする。
それでも、楽しいんだけどさ。

皆様は今期のドラマ。
何を見ていたかなぁ。
現場を想像したり。
自分が演じるならを想像したり。
恐らく、見方は違ったと思ったけれど。
おいらなりに、今期も、面白かったなぁと思う作品があります。
決して、視聴率なんかは高くなかったけどね。

そして、来期も楽しみにしているテレビドラマがあります。
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 02:58| Comment(0) | 映画製作への道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする