今日は本読み稽古前の準備だ。
そしてシナリオも初稿の脱稿になる。
来週の本読みに向けて、準備できるものを全て準備する。
とりあえず今必要なものはすべて用意した。
今日の稽古は大事だ。
来週の稽古の前に、全員でやれることをやろう。
恐らくキャスティングが全て終わることはないだろうけれど、仮の配役は必要になるだろう。
何人かに割り振りも必要になってくるし、潤滑に進めるための準備も必要だ。
シーン順の香盤表も仕上げて、明日はコピーして配る予定。
シナリオが書き換わるたびに編集をし直さなくてはいけないけれど、土台があれば今後も早い。
そしてその稽古が終われば、来週の稽古に向けて、連絡をしなくてはいけない。
ちゃんと連絡が出来るようにしなくちゃだ。
まだまだ撮影までは時間がある。
この本読みを越えたら、そこで演出をつけていく。
逆に言えば、ここを越えないと演出に入ることすら叶わない。
なんというか、今まで少しずつシナリオを映像だったらこうなるかなという稽古だったのだけど。
今日の稽古から一段ステップアップするだろうなという予感がある。
シーンを成立させること、前後のシーンとのつながり、作品全体の中のシーンの役割。
そういうものをもっとわかって、部分的な稽古とは変わってくるはずだ。
だからこそ、重要だ。
今、プリンターが、色々出力している。
厳しいこともあるだろうか。
楽しいこともあるだろうか。
一体、今日を越えて、何が見えてくるだろうか。
自分に必要な事、足りないモノ。
その感じがなんとなくでも、おぼろげでも、見えてくればいいな。
万全の状態で、スタッフさんに本読みを見せられるように。
イメージを膨らませることが出来るように。
やりすぎなぐらい、入念に準備しよう。
劇団の強みだ。