2016年01月21日

【公開28日目】若さとの決別

君の時間を買っている.jpg
「君の時間を買っている」 2015 前方公演墳/「劇」小劇場 撮影 SKY 
支援が増えないまま日ばかりが過ぎていく。
もちろん、そういう時期だという事は理解している。
ここはぐっと我慢して、後半戦に備える。
きっと、後半、また動き出す。

Smapの事で連日スポーツ紙の一面が賑わっている。
本当に起きたことは結局わからないままなのだから、何も言えない。
言えないけれど、これはやっぱりそうだよなぁと思うことがある。
それは、年齢だ。

おいらがまだ芝居を始めたての頃、よく先輩方に言われたことがある。
若いっていう事はそれ自体が才能なんだ。と言われたことだ。
若かった当時は、その意味をよく理解できなかった。
才能?若さが才能?
何を言ってるんだろう?と思ってた。
それが今ならよくわかる。

EXILEやAKB48でもそうだけれど。
年齢を重ねると、卒業したりする。
もちろん、理由は様々にあると思う。
けれど、絶対にその理由の一端に「年齢」がある。
全力でダンスするEXILEがいつまで最前線に立っていられるのか?
恋愛禁止のAKB48がいつまで、恋人はいません!えへへ!で通用するのか?
同じようにSmapも、年齢的なことが絶対にあったと思う。
アイドルとして続けていくという事は、歌って踊ってのコンサートで全国を回れるのか?
に、直結していくからだ。

もちろん、それは不可能じゃない。
ストイックに体を鍛え続けることで、ある程度までは年齢的な衰えをカヴァーできる。
20代の無尽蔵なスタミナを復活することは不可能でも、それに近づくことはできる。
ここに、岐路がある。

ミック・ジャガーのように。郷ひろみのように。
覚悟を決めて、超人になっていくのか。
それとも、年齢相応の表現を目指していくのか。
必ず人前に立つ人はその岐路が待っている。

舞台は映像よりも、役者は年齢に幅を持たせやすい。
映像ほどアップでカメラが迫るわけではない。
ある程度、お客様との距離がある。
若さを演じるテクニックだってある。
ほとばしるような若さは無理でも、舞台は若さを演じることが出来る。
ただ、テレビドラマでも映画でも確認して欲しい。
小劇場出身の俳優が今は必ず一人は出演しているけれど、ほぼ、年齢相応の役を演じている。
おいらと同い年ぐらいの俳優は、やはり同い年ぐらいの役を演じる場面が多い。

実はSmapはおいらと同い年だ。
でも、みんな、年相応の役というのは、中々、難しい。
多分、それはアイドルという制約があるから。
普通の家庭のお父さん役だとかに中々ならない。
イメージを壊しすぎるわけにはいかないから。
これから、俳優をやっていくメンバーも、当然、そこにぶつかってくる。
アイドルとしても俳優としても、ここからどちらに向かうかの岐路なはずだ。

今度の舞台は、再演だ。
もう13年も前だから、出演者のほとんどが20代~30代前半で演じた作品だ。
もちろん、設定はいくらでも変えられる。
とは言え、当然、限度もある。
20代の恋愛のシーンを40代の恋愛のシーンに変えたら、内容そのものが変化する。
ここに再演の難しさや、悩みがある。
おいらなんかは、今、年齢相応の役をやっていきたいなぁと思っている。
再演になると、どこかで齟齬が出てきてしまう。

いつまでも若作りして超人として生きていく方法もあるけれど。
おいらは、かっこいいおじちゃんや、イカレタじいちゃんを演じられるようになりたい。
若くみせていくことよりも、ずっとずっと、年相応の厚みを重ねたいという思いが強い。
等身大の演技にしていきたい。

セブンガールズという作品。
もし再演が数年後であれば・・・と考えると、ちょっと恐ろしくなる。
イメージが変わってしまうのではないかって思う。
今、今しかないって思う。

若いというだけで評価されたことが確かにおいらにもあった。
今は、若いお客様に、すごいと言われたりすることがある。
そういう変化があるからこそ、芝居にはふり幅が出来る。

ま、精神的にもね。
ぜんぜん、若いんだけれど。
ぜんぜん、若い連中よりもアグレッシブで挑戦的だけれど。
こんなことまで、ネットを駆使してやっちゃうんだから!
それでいながら、等身大の芝居が出来たら最高だよなって思う。

今のメンバーでセブンガールズを映画にするなら、今しかないよなって思う。

「セブンガールズ」映画化プロジェクト
2016年2月22日(月)ゾロ目の日 23:59 終了
posted by セブンガールズ映画化実行委員長 at 22:02| Comment(0) | 公開中! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする