「空襲で声を失った少女」
2015 前方公演墳/「劇」小劇場 撮影 SKY
舞台を十何年もやっているっていうのにと笑われてしまうかもしれない。
笑われてしまうかもしれないけれど、夢がある。
未だにある。
ただ、さすがにこの年齢まで続ければ、夢が必ずかなうとまでは思っていない。
現実を見れば、夢の多くはかなわない。
サッカーの本田選手がミラン入団の時に、夢は叶うと話題になったけれど、すぐに、タモリさんやたけしさんが否定した。
夢なんてのは、努力すれば叶うなんて言わないほうがいい。
タモリさんやたけしさんも、口をそろえた。
その通りだと思う。
絶対に叶うものではない。
それでもやるのか。やらないのか。
やっても、叶わないことがあるとわかりながら続けられるのか。
そういう事なんだって今は思える。
残念ながら努力を重ねたものが最後に勝つというのも、嘘だ。
生きていれば運の良しあしもあるし、自分以外の原因が世の中のほとんどを決めている。
セブンガールズなんてまさにそうだ。
どんなに真面目に努力を重ねて夢を目指したって、戦争という外的要因であっさりと覆る。
まぁ、おいらは自分的に許せないんだけどね。
なんで、こいつが報われないんだよ?って何度も何度も怒ってる。
とにかく、だからなんなんだよ?って話だ。
だから、夢なんて持つなって事じゃない。
それでも、持ってればいいのが夢だ。
セブンガールズの映画化には、たくさんの形の夢が詰まってる。
シンプルに映画に出たいと思っている役者もいる。
デビッドさんの作品を長編映画にしてみたいという人もいる。
前方公演墳をスクリーンで観たいという人がいる。
おいらなんか、わりに本気で、海外で映画賞とりたいなぁとか考えちゃう。
夢に大小なんかないけれど、色々な形の夢が混在してる。
クラウドファンディングの醍醐味は、目標金額の達成後だと言う。
プロジェクトが成立した後が本当の楽しみなのだそうだ。
自分が参加したプロジェクトが実際に動き出していく楽しみ。
出来上がった製品ではなくて、企画段階からかかわっている人にだけ分ける楽しみ。
それは、今までであれば、プロデューサーなどしか体験することが出来なかった楽しみ方だ。
ついにここまで来たか!という報告の度に、期待をしてしまう。
そういう楽しみ方が、クラウドファンディングを成長させていった。
そして、中には、プロジェクトが成立するだけでなく、その後に展開していったりもした。
ただの企画参加だったのに、世界で報じられるような大きな話にドラマティックに広がっていった。
そういう話が出るたびに、クラウドファンディングという形式が広がった。
それは、たぶん、夢の共有なのだと思う。
色々な形の夢が集まっていく。
そして、そのプロセスの中で、夢を共有していく。
製作者と、応援者が、共に歩んでいく。
そういう新しい楽しみ方なのだと思う。
なんとか、今、応援してくださっている方々へ。
そんな楽しみを届けたい。
自分が応援した企画が、こんなところに連れてくてくれた・・・
そう言ってもらいたい。
だって、それぐらいじゃ、足りないぐらい、大きな力をもらったのだから。
夢は必ず叶うわけじゃない。
いい歳をしてと言われるかもしれない。
でも、おいらには夢がある。
そして、この夢の船には、もう数十人が乗船してくれている。
「セブンガールズ」映画化プロジェクト
2016年2月22日(月)ゾロ目の日 23:59 終了
目標達成金額:3,500,000円
https://motion-gallery.net/projects/7girlsmovie
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